受験塾選びの重要性
受験塾選びの重要性
前にも書きましたが、息子は国立附属小学校入学と同時に4月から学習塾に通っています。
その塾にはクラスがいくつかに分かれており、一番上のクラスは50人ほどの定員です。
いわゆる難関私立中学を受験する子が通うクラスです。
その一番上のクラスに入るには数カ月に1回行われる選抜テストの上位50番に入る必要があり、毎回入れ替わりがあり、またそのクラスに入れば氏名と小学校が公表されるので、だれがいるかがわかります。
実はその塾の上位クラスに、うちの子と同じ幼稚園に通っていた子供A君がいます。
A君の母親とはママ友同士仲が良く、行事の時にはいつも一緒に過ごしていました。
また、同じ国立附属小学校受験を目指しているということもあり、
お互いに相談にのったり、のられたりしていました。
で、当然そのA君はうちの子と同じ国立附属小学校を受験したのですが、
結果はなんと不合格。現在は公立小学校に通っています。
しかしA君は、小学校入学後に上位クラスの常連で、それ以外のテストでも毎回上位に名前があります。
そんな優秀なA君は国立附属小学校を落ちたのでしょう?
いろんな理由があると思うし、私はA君の母親ではないので、断定はできませんが、
申込時期の関係で、受験塾に入れなかったのです。
どこの地域にも国立附属小学校受験塾はいくつかあると思いますが、
合格実績の多い受験塾はすぐに定員がいっぱいになり、入塾が出来なくなります。
私はネットや口コミなどから、年中の1月になってすぐに申込をし、
年長4月から通うように手配をしておきましたが、A君の母親はそういったことはせず、
ゆっくりしている間に塾の定員がいっぱいになり、違う塾に通うことになりました。
まあ、その塾に入れなかったことがこういった結果になったとは限りませんが、
受験塾選びは大切です。
お子さんの国立附属小学校受験を検討されている人は年中から資料請求、申込手続きをするなど、周到に準備を進めてくださいね。
A君とは中学校で一緒になれることを応援しています。
頑張れ!A君!
国立附属小学校、我が家の試験対策
国立附属小学校、我が家の試験対策
息子は年長になってすぐ、受験のため近くの学習塾に通い始めました。
4月から通い始めてましたが、実は当初、夏休みくらいまでは、家に帰ってから何かをするということはありませんでした。)
当然、塾から配られる宿題はもちろん、リビングやトイレに塾から配られる季節の野菜と植物の一覧表のようなものは貼っていましたが、それ以外に何か余分に勉強をするなどは、しませんでした。
本格的に我が家独自の試験勉強を始めたのは夏休み終了後の9月からでした。
9月以降、学校から配られる全てのプリントを複数枚(1枚ではありあません)コピーをして、科目項目毎にファイリングをして、週末に同じ問題を繰り返し解かせました。
実は国立附属小学校の入試問題というのは
8割以上が過去問の焼き直しからきているといわれています。
つまり、塾から配られるプリントを何度も反復して繰り返し解く事が合格への近道なのです。
このことは国立附属小学校の入試対策の本にもインターネットにもよく書かれていることです。
平日は時間があまりなかったので、
週末にまとまった時間を確保して、徹底的にプリントを反復しました。
1回や2回ではなく、それこそ5回6回と何度も繰り返しました。
最後の方になると問題の解答を覚えるくらいになってきましたが、
それくらいやらなければならないと思います。
近所の公園からは幼稚園児が遊ぶ声がよく聞こえてきたりして、
少しかわいそうだなあ~と思ったこともありますが、
幼少期に勉強をしたことっていうのは必ず大人になってから活きると信じて、
9月以降、週末家族でお出かけというのはしなくなりました。
以前も同じことを書いたかもしれませんが、
これだけ勉強をして合格しないのであれば、
もう仕方がないとすんなり諦められるくらいでした。
こんなに努力をしなくても合格する子供はいるとは思いますが、
うちはこんな感じでした。
皆さんはどんな感じでした?
国立附属小学校の試験対策
国立附属小学校の試験対策
息子の受験が終わってから、1年以上経っている今だから話せます。
試験対策といっても一言で言えるような単純なものではないですが、
ひとつ自信を持って言えることがあります。
最低、これだけは守ってもらえればと思います。
それは、塾で配られるプリントや宿題以外のものは一切手を出さないということです。
近所の書店に行けば、過去問やいろんな問題集が山積みになっています。
買いたくなる気持ちはよくわかるのですが、買う必要はありません。
塾でもらうプリント以外はやる必要はありません。
うちの子が通っていた塾は授業終了ごと毎回、保護者が別の教室に集められて
今日勉強したこと、これから勉強すること、試験の傾向などを担当の先生が話してくれていました。
その先生も頻繁に「当塾からお渡しするプリント以外は絶対手を出さないでください!」「毎年それで受験が残念な結果になっている人がいます」と言われていたのを今でも覚えています。
その教えを守った結果、今の息子があるのですが、同じ幼稚園で同じ塾に通っていたママ友から後に聞いた話ですが、やはりそのママ友は塾で配られる以外のものをあれこれしていたということでした。ちなみにそのママ友の子供は国立附属小学校は落ちたのですが、私立の小学校に通っています。
まあ、うちの場合は家計の問題からあれこれ購入する余裕がなかったっていう理由もありますが(笑)
で、今日の結論は、受験塾で配られる以外の問題はやる必要はありませんということです。
くれぐれもお気を付けください。
以上。
国立附属小学校の制服
国立附属小学校の制服
国立附属小学校の受験塾の送り迎え
国立附属小学校の受験塾の送り迎え
模試の順位
模試の順位
国立附属小学校を目指している子供は、ほとんどが塾に通っていると思います。
この受験塾で定期的に模試が行われます。
今はまだ4月なので、あまりやっていないと思いますが、
夏あたりからその頻度が増え続け、冬には結構な頻度で模試があります。
1週間くらいすると試験の結果がでます。
当然うちの息子も毎回受けていました。
で、この模試でいい点を取ったことは一度もなかったです。
いつも頑張って塾に通い、塾があった日は家に帰ってからも30分くらい復習をして、
塾は一度も休んだことはありません。
また、通っていた幼稚園でも小学校受験に向けてのプログラムのような授業があり、
そこでも勉強していたのに、いつも下から数えたほうが早い、
下位の下位におりました。(本当です)
最初の1回目や2回目あたりまではあまり気にしていませんでしたが、
冬に近づくにつれてだんだん焦ってきました。
私たち夫婦が頭が悪いから、息子にも遺伝したのかもとか、
当時は本気で思っていました。
合格した今だから笑い話で済みますが、
当時は本当に「高いお金払ったのに、なんで?」と悲観的でした。
結局試験当日の直前の最後の試験まで、こんな感じで下位の下位に位置していました。
でも、なんと合格したのです。
(本当です)